
食べものって、ほとんど脂質が含まれているけど・・・
脂質をすべてカットってなかなか難しい。
「すべてカットしたら痩せられるかな。」
「脂質を減らせばたくさん食べても太らないよね。」
いいえ・・・。脂質は摂るべきです。
脂質の効果的な摂り方!太らない摂り方がちゃんとあります。
Contents
体重を落とすために資質は取らないは正解?
どれだけ脂質を少なくしたとしても、総摂取エネルギーが消費エネルギーよりも上回っていれば体脂肪を減らすことはできません。
注意ポイントとして脂質の摂取量を減らしすぎないこと。
現代の食生活では脂質の摂り過ぎになっていることが多いことから、減量する時にはまず脂質から摂取量を減らすことから進められますが、理想的な脂質は1日の総摂取エネルギーのうち20%~25%とされています。
脂質を減らしすぎるとどうなるか?
お肌の乾燥、髪のダメージにも影響してきます。
脂質は栄養素として大事な働きがあり、ホルモンの材料にもなりビタミンA・D・Eなどのビタミンは脂質と一緒に吸収されるので、これらの栄養素をとりこむためにも重要な働きをしてくれます。
中には、なるべく摂らないほうがいい脂質もあれば、健康にはかかせない脂質もあるのでからだに適切な量の脂質を摂ることが大切です。
脂質は炭水化物やタンパク質の摂取を控えることにより効率的に摂取エネルギーを抑えることができます。
体脂肪の役目って何!?
肥満というのは、体脂肪が多いことを言います。ですが、体脂肪は体を守るのにとても重要な働きがあります。
①備蓄エネルギー
・体脂肪1kgに対して約7200カロリーと言われています(脂質1グラム=9カロリーで、体脂肪は約20%が水分となる)摂取したエネルギーを体内に蓄え、必要な時に放出する働き
②断熱・発熱作用
・体温が低いときに、一定の体温を保つ
③内臓の保護
・クッションみたいな役割で外部からの衝撃で内臓を守る
④免疫力の維持
・体脂肪が少ないと免疫力が下がり、体調を壊しやすくなる
⑤ホルモンの維持
・特に女性は妊娠、出産に備えて過激なストレスから母体を守るために、一定の体脂肪が必要となります。
女性の思春期の体脂肪率が17%に達した時に月経がはじまります。
体脂肪率が低すぎると卵巣機能がわるくなり、生理不順・無月経などが起こります
体脂肪は体を守るために大切な働きがあることから、減らす事よりも「過剰に摂りすぎない」ようにしましょう。